ペットが亡くなってしまったら
なるべく涼しいところに安置するようにしましょう。
頭を少し高くして寝かせていただき、お湯で湿らせたタオルなどで優しく体をふき取りします。
ご遺体の傷みが進みますので、お腹を保冷材などで冷やしておくことが大切です。
硬直が進む前に、両手足を優しく折り曲げてください。
ペットの火葬・葬儀について
火葬や葬儀は、愛するペットとの最後のひと時です。
ペットが亡くなってしまい、悲しみ戸惑っていらっしゃる飼い主様の心の準備や切り替えのためにも、悔いを残さないように行わなければなりません。
ペットの火葬のみは自治体でおこなっています。また、ペットの葬儀もおこないたい場合は専用に葬儀をしてくれる会社もありますので、依頼してみると良いかと思います。
亡くなったペットが安心して天国に旅立つためにも、お供え物を準備されてみてはいかがでしょうか。
近年ペットの火葬が一般的になってきていますが、未だ慣例や慣習が出来上がっていません。
それはお供え物に関しても同じことで、何を持っていけば良いのかわからない方も多いことでしょう。
そこで、ペットを葬儀・火葬される際の定番になっているお供え物をご紹介いたします。
ペットの火葬や葬儀に持参するお供え物の中で、お花がもっとも一般的です。
人の葬儀と同じように、火葬の際に棺の中に添えたり、葬儀の際に飾ったりするのに使用されます。
棺におやつを入れる場合は、少量をお口の傍に添えてあげる形になることが多いです。
水分を含んだものを入れることができない場合もあるので注意しましょう。
葬儀社にお願いする場合は、紙皿等を準備してもらえることがありますが、念のため自身で準備する必要があるか確認しておくと安心です。
時間が無くて紙皿等を準備できない場合は、ティッシュペーパーに包んであげてください。
缶やプラスチック、ビニールなどを一緒に火葬すると、黒い塊として残ってしまい、火葬や遺骨に影響を与えることがあるため、それらの物はご遺体と一緒に火葬できませんので気をつけましょう。
また、出たゴミは各自できちんと持ち帰りましょう。
お供えの花について
人と同じく、ペットにもふさわしいお花を供えてあげたいですね。
色が濃いお花とペットのご遺体を一緒に火葬してしまうと、ご遺骨にお花の色が移ってしまうことがあります。そのため、念のためにも色の濃いお花は避けて、淡い色合いのお花にしましょう。そして、お花は体の周りに入れてあげると良いでしょう。
ペット火葬の場合、棺はとても小さいです。
大型犬の場合でも人間より小さい棺なので、あまりにもたくさんのお花やお供え物は入りません。
特に小動物や小型犬、猫の場合は花の量に気を付けましょう。どれくらいの量が良いかわからない場合は、お花屋さんで相談することをおすすめします。
ペット火葬の場合は菊にこだわる必要はありません。
ペットの火葬・葬儀は歴史が浅いため、決まりや慣習・慣例がないというのが理由にあります。
人の葬儀ですと白基調であったり、淡い色合いのものを選ばれます。また、トゲのある花・毒性のあるもの・香りのつよいもの・縁起の悪い花・つる性のものを避ける事が多いです。
ペットの場合は飼い主の好み、ペットのイメージの花で良いかと思います。
飼い主以外の方が贈る場合は、優しく淡い色合いを選ぶのが良いでしょう。
まとめ
・ペット火葬定番のお供え物はお花やおやつ
・お花が最も一般的 ・おやつを供えるときは紙コップや紙のお皿を用意しよう
・お花を選ぶ際は淡い色合いで花言葉が合うものを選ぼう
・合成樹脂製の造花・トゲや毒がある植物やお花
・香りが強い、花粉が多いお花
・ドライフラワーは避ける ・ペット火葬のお供え物はお花やおやつにこだわる必要はない
・人間も食べられるお菓子や果物、フォトフレーム、ペットの名前や写真が入ったグッズなども適している
◆ペットの火葬について(福島市公式HP) https://www.city.fukushima.fukushima.jp/abukuma-shisetsu/kurashi/pet/abukuma12060501.html